★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ RIKEN BioResource Center, Cell Bank MAILNEWS 20130307号(電子メール版) https://www.brc.riken.jp/lab/cell/ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ============================================= ■ 2013年度 2月 新規提供細胞材料のお知らせ ■ 疾患特異的iPS細胞の公開情報について ■ Hep G2細胞の由来について ■ 技術研修費用について ■ 日本農芸化学会2013年度大会 開催のお知らせ ■ 提供受付連絡メール、発送完了連絡メールの配信のお知らせ ■ 発送日のお知らせ ■ ひとりごと ============================================= 次号からの MAILNEWS の配信中止をご希望の方 →cellbank.brcriken.jpへ 所属、氏名、メールアドレスをお知らせ下さい。 ================================================== ■ 2013年度 2月 新規提供細胞材料のお知らせ ================================================== https://www.brc.riken.jp/lab/cell/rcb/shinkiteikyou.shtml ◎ ヒトiPS細胞(HPS) 新規提供細胞材料 2株 HPS0076 409B2 エピソーマルベクター (pCXLE ) によりヒト6因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4, L-Myc, Lin28, p53に対するshRNA) を導入。 導入細胞には、導入遺伝子は残っていない。 HPS0077 454E2 エピソーマルベクター (pCXLE ) によりヒト6因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4, L-Myc, Lin28, p53に対するshRNA) を導入。 導入細胞には、導入遺伝子は残っていない。 ◎ ヒト疾患特異的iPS細胞(HPS) 新規提供細胞材料 22株 HPS0064 糖原病1b型患者由来。センダイウイルスを用いて4因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4, c-Myc) を導入。 HPS0070 ミトコンドリア病患者由来。センダイウイルスを用いて 4因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4, c-Myc) を導入。 HPS0072 K11PD17 網膜色素変性症患者の皮膚線維芽細胞に レトロウイルスにより4因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4, c-Myc) を導入。 HPS0073 K21S4 網膜色素変性症患者の皮膚線維芽細胞に レトロウイルスにより4因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4, c-Myc) を導入。 HPS0074 K31M28 網膜色素変性症患者の皮膚線維芽細胞に レトロウイルスにより4因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4, c-Myc) を導入。 HPS0075 K32M17 網膜色素変性症患者の皮膚線維芽細胞に レトロウイルスにより4因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4, c-Myc) を導入。 HPS0078 ベルナール・スーリエ症候群患者由来。 レトロウイルスにより3因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4) を導入。 HPS0087 iOTC4 オルニチントランスカルバミナーゼ欠損症患者由来 (RCB0492:OTCD1TKB由来) 。センダイウイルスを用いて4因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4, c-Myc) を導入 HPS0090 ペリツェウス・メルツバッハー病患者由来。 レトロウイルスにより4因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4, c-Myc) を導入。 HPS0097 家族性パーキンソン病 PARK2患者由来。 レトロウイルスにより4因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4, c-Myc) を導入。 HPS0100 家族性パーキンソン病 PARK8患者由来。 レトロウイルスにより4因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4, c-Myc) を導入。 HPS0117 CiRA086Ai-m1 CINCA症候群患者由来。 レトロウイルスにより4因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4, c-Myc) を導入。 HPS0119 CiRA188Ai-M1 CINCA症候群患者由来。 レトロウイルスにより4因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4, c-Myc) を導入。 HPS0120 CiRA188Ai-W1 CINCA症候群患者由来。 レトロウイルスにより4因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4, c-Myc) を導入。 HPS0129 孤発性筋萎縮性側索硬化症 (classical, with UMN) 患者由来。 センダイウイルスを用いて4因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4, c-Myc) を導入。 HPS0133 三好型筋ジストロフィー患者由来。センダイウイルスを用いて4因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4, c-Myc) を導入。 HPS0134 孤発性筋萎縮性側索硬化症 (pseudo-polyneuritic, w/o UMN) 患者由来。 センダイウイルスを用いて4因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4, c-Myc) を導入。 HPS0140 家族性筋萎縮性側索硬化症患者由来。センダイウイルスを用いて4因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4, c-Myc) を導入。 HPS0143 先天性筋繊維タイプ不均衡症患者由来。センダイウイルスを用いて 4因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4, c-Myc) を導入。 HPS0146 孤発性筋萎縮性側索硬化症 (bulbar, with UMN) 患者由来。 センダイウイルスを用いて4因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4, c-Myc) を導入。 HPS0149 iTS1 Tay-Sachs病 (RCB0697 GM2-1TKB) 患者由来。センダイウイルス を用いて4因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4, c-Myc) を導入。 HPS0175 ポンぺ病患者由来。センダイウイルスを用いて4因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4, c-Myc) を導入。 ◎ マウスES細胞 (AES) 新規提供細胞材料 1株 AES0173 Bf1-Venus K/I EB3 マウスES細胞株EB3の亜株。 Bf1 (Foxg1) 遺伝子部位にVenusがノックインされている。 ◎ 後藤コレクション細胞 (GMC) 新規提供細胞材料 3株 GMC0013 B0096 ウエルナー症候群患者由来のEBウイルス形質転換B細胞株。 GMC0021 A0022 ウエルナー症候群患者由来の初代培養付着性細胞。 GMC0026 B0076 ウエルナー症候群患者由来のEBウイルス形質転換B細胞株。 ◎ 動物由来細胞、ヒト由来細胞 新規提供細胞材料 2株 RCB2863 N14.5 SV40ウイルスのlarge T抗原のts株であるtsA58mutant 遺伝子を導入したをラットの視交叉上核由来細胞。 39℃で視交叉上核腹外側部Vasoactive intestinal peptide (VIP) 発現細胞に分化、NMDA刺激に応答して時刻依存的にPer1、Per2遺伝子 発現誘導を惹起。 RCB2864 OLP6 SV40ウイルスのlarge T抗原のts株であるtsA58mutant 遺伝子を導入したをラットの視交叉上核由来細胞。 39℃でoligodendrocyteに分化、リゾホスファチジン酸刺激でMyelin Basic Protein (MBP) が発現。 ◎ 日本人由来不死化細胞株 (EBV transformed B cell : HEV) 新規提供細胞材料 5株 健常人由来 HEV0101、HEV0121、HEV0156、HEV0218、HEV0477 ================================================== ■ 疾患特異的iPS細胞の公開情報について ================================================== 倫理的な配慮から、通常の細胞株ならば公開している試料付随情報の一部を 秘匿しております。 研究上必要な情報がございましたらば、当方までお問い合わせください。 お問い合わせ先:cellqa.brcriken.jp ============================================= ■ 技術研修費用について ============================================= 今年度まで下記の技術研修は無償にて行っておりましたが、 平成25年度より、有償となります。 詳細につきましては、平成24年3月末にホームページにてご案内いたします。 *ヒトES細胞の取扱いに関する技術研修 *ヒトiPS細胞の凍結保存技術(簡易ガラス化法)に関する技術研修 ============================================= ■ Hep G2細胞の由来について ============================================= Hep G2細胞は肝細胞癌Hepatocellular carcinoma由来 として提供してきました。 しかし最近、Hep G2細胞の樹立者を含む著者らが、 Hepatoblastoma由来である可能性が高いと 論文を発表している事に気付きました。 詳細はこちら https://www.brc.riken.jp/lab/cell/rcb/hep_g2.shtml ============================================= ■ 日本農芸化学会2013年度大会 開催のお知らせ ============================================= 日本農芸化学会2013年度大会が開催されます。 理研BRCのパネル展示を行います。 ぜひお立ち寄り下さい。 展示会期 2013年 3月 25日(月)- 27日(水) 展示会場 東北大学川内キャンパス 詳細はこちら http://www.jsbba.or.jp/2013/ ============================================= ■ 提供受付連絡メール、発送完了連絡メールの配信のお知らせ ============================================= 平成25年3月1日(金)より、 提供受付連絡メールの配信、 発送完了連絡メールの配信、 細胞の到着の状況・培養状況等についてのウエブによる配信 を開始いたします。 業務の円滑な運用のため、特殊な事情がない限り、提 供依頼書にメールアドレスのご記入をお願い申し上げます。 詳細はこちら https://www.brc.riken.jp/lab/cell/news/20130228.shtml ============================================= ■ 発送日のお知らせ ============================================= 3月19日(火)の発送はありません。 3月26日(火)の発送分の締切は、3月19日(火)17時到着分まで 請求書は、年度内の発行となります。 ============================================= ■ ひとりごと ============================================= 今冬の寒さは厳しく、桜の開花が待ち遠しい今日この頃です。 ヒト疾患特異的iPS細胞の整備も進み、提供できる細胞も増えました。 皆様のご利用をお待ちしております。 K. S. -------------------------------------------------------------------- ■メールニュースの配信について ※ 誠に勝手ながら、当メールへの返信による細胞材料等の お問合せは承っておりません。 ご質問は、新規メッセージとして 細胞材料開発室QA係 ( cellqa.brcriken.jp ) までお送り下さい。 ※ 当メールニュース受信者各位機関のサーバーメインテナンス等により メールニュースをお届けできない場合でも、メールニュースの再発行は 行いません。 発行済みのメールニュースは下記のwebサイトで公開しておりますので そちらをご覧下さい。 https://www.brc.riken.jp/lab/cell/mail_news/ △▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 発行 理化学研究所・バイオリソースセンター 細胞材料開発室 cellqa.brcriken.jp : 細胞材料、培養に関する質問 cellbank.brcriken.jp : 上記以外の質問 https://www.brc.riken.jp/lab/cell/ △▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 2013.03.07
誤字を修正しました。 (2013.05.16)