患者血液細胞(PPB)バンクについて
- 患者様からご提供いただいた血液細胞(単核細胞)のバンク事業です。理研細胞バンクでは培養等は何もせず、血液細胞(単核細胞)を研究者の皆様にご提供いたします。
- 利用方法は下記の二種類に限定いたします。
- 医学研究を含む様々な研究分野においてきわめて有用な細胞材料であり、ゲノムや遺伝子を解析対象とする研究も含めた様々な学術研究のために、国の内外や営利・非営利機関を問わず、利用希望者からの依頼に応じて細胞を提供しています。
- 利用者の皆様が研究成果として取得された個人識別符号(全ゲノム解析結果等)につきましては、法令・指針を遵守した取り扱いをお願いいたします。
- 付随情報としては、性別、試料採取時年齢、病名(癌種等)を提供しています。また、ゲノムや遺伝子の情報を取得した場合には、それも提供します。
- 細胞バンク事業対象細胞としての提供に関する所定の手続き(提供同意書の締結等)を経た後に、細胞を提供します。
- 本試料(含付随情報)は、理研バイオリソース研究センターが責任をもって管理しています。
- 細胞は匿名化が実施され、かつ、細胞提供者を特定することはできません。細胞提供者から研究使用中止要請を受けることもありません。
(1)iPS細胞を作製して該当疾患の研究に使用する。作製したiPS細胞は必ず理研細胞バンクに移管し、細胞バンクから他の研究者にも提供する。
(2)細胞からゲノムを抽出し、全ゲノム解析を実施する。取得した全ゲノム解析情報は、NBDCに登録し、他の研究者も利用可能とする。
★「この疾患の細胞を収集してほしい。」というご要望がありましたら、ご連絡ください。
★寄託機関の募集:
患者血液細胞を寄託してくれる医療機関を募集しています。誠に恐縮ながら、理研細胞バンクから資金援助ができるわけではありません。寄託者のボランティア精神に依存する寄託であることをご理解いただければ幸甚です。
寄託機関となるための倫理審査は理研で実施いたします(一括審査、中央審査)。従いまして、寄託機関の倫理委員会に諮問して承認を得ていただく必要はありません。ご寄託のご検討をしていただけるようでしたらば、理研細胞バンクからインフォームドコンセントの説明文書と同意書(雛形)を送付させていただきます。以下までご連絡ください。
E-mail : cellkitaku.brc![]() |
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