理研・BRC細胞材料開発室では、新たに開発された細胞材料の寄託を受け付けております。
寄託に当たっては、以下の提供・使用制限条項のいずれかを受入れ、細胞株樹立者・寄託登録者の意図せざる使用がなされないよう、配慮しております。
バイオリソースの寄託/譲渡をご参照ください。
なお、当BRC細胞材料開発室は、特許権の保護を目的とする細胞材料の寄託受付は行っておりません。
登録申込み方法
必要書類を作成し、BRC細胞材料開発室へお送り下さい。
細胞デ-タシ-ト(細胞の由来、性質、培養条件等を細かく記載する)を別にお送りします。
細胞はそのデ-タシ-トとともにお送り下さい。
寄託を希望される方
1)必要書類を作成し、BRC細胞材料開発室へ郵送、FAX、E-mail等にてお送り下さい。
※ 新規細胞株寄託申込み書(Word形式)
※ 遺伝子組換え生物に該当する場合は さらに
遺伝子組換え生物の寄託に関する情報提供(Word形式)
・遺伝子組換えウイルスを産生する細胞は「遺伝子組換え生物等」としての取り扱いが必要となります。
・遺伝子組換えウイルスを産生しない遺伝子操作を実施した培養細胞(iPS細胞等)は「遺伝子組換え生物」には該当しません。
送付先
〒305-0074 茨城県つくば市高野台3-1-1 理化学研究所 BRC細胞材料開発室 寄託係 FAX : 029-836-9130 E-mail : cellkitaku.brcriken.jp |
お問い合わせ先
E-mail : cellkitaku.brcriken.jp |
2)必要書類到着後、E-mailにてご連絡致します。
3)その他の寄託に関する書類は、当方からの連絡後、順次お送り頂き、凍結細胞をお送り頂きます。
※ 生物遺伝資源寄託同意書(Word形式)2部
※ 細胞データシート(Word形式)
※ 細胞データシート(B)(Word形式)
※ 疾患特異的iPS細胞データシート(Word形式)
*提供制限を設けられる、寄託登録者・樹立者の方々へ*
使用上の条件は、「MTAによる寄託者の知財権確保と利用の促進」(PDF形式)を参考にしてお決め下さい。
また、EBウイルス・トランスフォ-ムB細胞株の寄託も、一般の細胞株と全く同様に受け付けております(遺伝子組換え生物には該当しません)。特に、遺伝性疾患の患者様から樹立したB細胞株は、遺伝子解析等を目的とする研究では非常に有用なものですので、是非とも寄託をして頂きたく、宜しくお願い申し上げます。
クレジット制度
理研細胞バンク発足以来、細胞寄託の促進を目的として、「クレジット制度」を設けてきました。クレジット制度とは、細胞1株の寄託に対して、理研細胞バンクが提供している他の細胞1株を無償で提供する制度です。今日では、細胞バンク事業の意義や利用価値が研究コミュニティに浸透し、また、研究資金提供機関が「資金受領機関が作製した細胞株の公的細胞バンクへの寄託を義務付ける。」ということも標準的となってきています。こうした状況を踏まえまして、新規の寄託におけるクレジット制度は2023年3月をもちまして終了といたします。既にクレジット制度の権利を取得しており、まだその権利を使用していない寄託者の皆様の権利は今後も継続いたしますので、今後もご活用ください。尚、一括大量寄託につきましてはクレジット制度の対象外でしたので、ご理解をいただきたく、宜しくお願いいたします。ご質問等がありましたら、遠慮なくお問い合わせください。