MAILNEWS 20110610号(電子メール版)

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■ 2011年度 6月 新規提供細胞材料のお知らせ
■ 被災地の研究者へのバイオリソース無償提供について
■ 理研BRC10周年記念事業 公開シンポジウム
■ 常陽新聞連載記事『ふしぎを追って』が完結
■ ひとりごと
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次号からの MAILNEWS の配信中止をご希望の方 →cellbank.brcriken.jp
所属、氏名、メールアドレスをお知らせ下さい。

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■ 2011年度 6月 新規提供細胞材料のお知らせ
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◎ マウスES細胞 (AES)
新規提供細胞材料 8株
https://www2.brc.riken.jp/lab/cell/s5_list.cgi?key=e
AES0136 ZHTc4 マウス胚性幹(ES)細胞株。ZHTc6由来株。
ゼオシン及びブラストサイジンSを添加することにより
Stem Cell Selectionが可能。
テトラサイクリン添加によりOct-3/4の発現が停止し、
栄養外胚葉系細胞への分化誘導が可能。
AES0137 ZHTc6 マウス胚性幹(ES)細胞株。129/Ola由来。
ゼオシンを添加することによりStem Cell Selectionが可能。
テトラサイクリン存在下で未分化状態を維持。
テトラサイクリン除去によりOct-3/4の発現が上昇し、
原始内胚葉、中胚葉系細胞への分化誘導が可能。
AES0140 B6J-S1ˆ(UTR) マウス胚性幹(ES)細胞株。C57BL/6J由来。
AES0141 B6NJ-22ˆ(UTR) マウス胚性幹(ES)細胞株。
F1 (C57BL/6NCrlCrlj x C57BL/6J)由来。
AES0143 B6J-23ˆ(UTR) マウス胚性幹(ES)細胞株。C57BL/6J由来。
AES0144 B6N-22ˆ(UTR) マウス胚性幹(ES)細胞株。
C57BL/6NCrlCrlj 由来。
AES0146 Dnmt1-/-Dnmt3a-/-Dnmt3b-/- ES (clone19) マウス胚性幹(ES)細胞株。
Dnmt1, Dnmt3a, Dnmt3bのすべての遺伝子を欠損。
AES0172 B6-6 マウス胚性幹(ES)細胞株。C57BL/6NCrSlc由来。
キメラマウスの作出と生殖細胞への移行を確認している。

◎ 動物由来細胞、ヒト由来細胞
新規提供細胞材料 2株
https://www.brc.riken.jp/lab/cell/rcb/shinkiteikyou.shtml
RCB2867 HeLa.S-Fucci2 HeLa細胞亜株。細胞周期マーカーである
Fucci2を発現している。
RCB2868 MuMG-Fucci2 NMuMG細胞亜株。細胞周期マーカーである
Fucci2を発現している。

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■ 被災地の研究者へのバイオリソース無償提供について
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東日本大震災の犠牲者の方々に哀悼の意を表するとともに、被災された
方々及び避難状態にある方々に心よりお見舞い申し上げます。

東日本大震災の被災地の研究者の復興支援として、理研BRCは、当センターが
提供したバイオリソースの中で、震災で利用不可能となったバイオリソースを無
償にて再提供いたします。 また、震災の影響のあった大学、研究機関、企業な
どで、当センターが保有するリソースをご希望の方は別途ご相談ください。
被災地の大学、研究機関、企業などの皆さまが一日も早く研究開発を再開でき
ますことを心より祈っております。
対  象:震災の直接的な影響のあった地域にある大学、研究機関等
受付期間:2011年4月20日から9月30日まで

詳細はこちら:https://www.brc.riken.jp/inf/news/20110419.html

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■ 理研BRC10周年記念事業 公開シンポジウム
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理研BRCは、2011年1月で創設10周年を迎えました。記念事業として公開
シンポジウム「バイオリソースが拓く生命科学~健康・食料・環境~」を行い
ます。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

開 催 日:2011年7月1日(金)
場   所:つくば国際会議場
参 加 費:無料
プログラム:http://rtcweb.rtc.riken.jp/BRC10/symposium.html
お申込み:http://www.mother-tank.com/brc10/

詳細はこちら:http://rtcweb.rtc.riken.jp/BRC10/index.html

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■ 常陽新聞連載記事『ふしぎを追って』が完結
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常陽新聞に連載していた『ふしぎを追って』が完結しました。
総集編はこちら:http://rtcweb.rtc.riken.jp/joyo2/D0000.html

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■ ひとりごと
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東日本大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
当センターも震災後、2週間、提供業務を停止しておりましたが、
現在では通常通りに提供のご依頼を承っております。
また、当センターで保有しているリソースにも被害はございませんでした。

これまで通りのご利用を室員一同お待ちしております。
K. S.

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■メールニュースの配信について
※ 誠に勝手ながら、当メールへの返信による細胞材料等の
お問合せは承っておりません。
ご質問は、新規メッセージとして
細胞材料開発室QA係 ( cellqa.brcriken.jp ) までお送り下さい。
※ 当メールニュース受信者各位機関のサーバーメインテナンス等により
メールニュースをお届けできない場合でも、メールニュースの再発行は
行いません。
発行済みのメールニュースは下記のwebサイトで公開しておりますので
そちらをご覧下さい。
https://www.brc.riken.jp/lab/cell/mail_news/

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発行
理化学研究所・バイオリソースセンター
細胞材料開発室
cellqa.brcriken.jp : 細胞材料、培養に関する質問
cellbank.brcriken.jp : 上記以外の質問
https://www.brc.riken.jp/lab/cell/
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2011.06.10



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