粉末培地の調製法

現在、当室で使用している基礎培地は、主に各メーカーから購入した液体培地を使用しております。
各メーカーについては培地・試薬一覧をご参照ください。

    粉末培地の調製について

*炭酸水素ナトリウムの添加量は、使用する基礎培地や、インキュベーターのCO2濃度に合わせて、各細胞株の培養に適したpHに調製できるよう添加してください。
*抗生物質は、通常の濃度であれば添加しても問題ありません。
*調製した培地は使用する前に、微生物等の混入がないか、チェックを行ってください。

例; E-RDF (E-RDF medium;極東製薬)

  1. 本品17.7gを約800mlの超純水に溶解する。
  2. 1130mgの炭酸水素ナトリウム及び超純水を加え、1000mlとする。
  3. フィルター(0.2µm)によるろ過滅菌を行う。(図参照)
  4. 微生物のコンタミチェックを行う。
    (調製した培地の一部を37℃のインキュベーターに3日程度入れ、色の変化等を確認する)



コメントは受け付けていません。