ユーザーの皆様
HPS0001として提供しておりましたヒトiPS細胞(201B7)は、提供開始当初から染色体異常(46XX, dup(1)(q21q42))を有する細胞が5%程度の頻度ではありますが存在しておりました。 需要が大きい細胞につき継代培養を重ねました結果、上記染色体異常を有する細胞が60%程度にまで増えましたので、寄託者(京都大学iPS細胞研究所)と相談しましたところ、別の201B7細胞を再度寄託して頂けました。 HPS0001(201B7)の提供は中止しました。新規に寄託して頂いた細胞より調製した201B7細胞はHPS0063(201B7)として提供を再開する予定です。 HPS0063(201B7)の培養は終了しておりますが、染色体解析の結果が出るまでは提供を見合わせたく存じます。8月にはHPS0063(201B7)の提供を開始できると思います。 ご理解とご寛容の程、宜しくお願い申し上げます。
細胞材料開発室
HPS0063は、すでに提供を開始しています。(2014.07.09)