理研BRC細胞バンクでは、超低温で凍結保存した一部の細胞材料の輸送には、ドライシッパーと呼ばれる専用の輸送容器を必要とします。しかし、最近になって、宅配輸送業者によるドライシッパーの輸送拒否が国内各地で発生し、細胞材料の輸送に支障が生じています。一部のドライシッパー利用者が、正しい使用法を用いていない事に起因するものと考えております。
理研BRCでは、「搬送直前に吸着剤に吸着されていない液体窒素を完全に除いた状態で輸送する」という正しいドライシッパーの取扱を厳守しています。利用者の皆様にも今一度、下記のリンクをご参考に正しいドライシッパーの取扱の厳守をお願いいたします。
大切な凍結試料の輸送が円滑に行われるためには、宅配輸送業者が安全かつ安心してドライシッパーの輸送を継続できることが必要です。ご協力のほど、宜しくお願いいたします。
理研BRC細胞材料開発室
参考リンク
http://card.medic.kumamoto-u.ac.jp/card/japanese/manual/dryshipper/index.html
https://sites.google.com/sbrc.jp/dryshipper-noln2/how-to-dry
https://www.youtube.com/watch?v=DMTNqk2K35A